相続でお困りの方へ
相続は突然に起こります。親や親しい人が亡くなるだけでも痛ましいことですが、それに伴って、相続争いが発生すると、精神的負担は計り知れないものがあります。
- 兄から、理不尽な遺産分割協議書に判を押すように求められた
- 母と姉が結託して、自分に不利な遺産分割を進めている
- 遺言書が見つかったが、自分の取り分が少なく、本人が作成したのか、疑わしい
- 腹違いの兄弟と遺産分割をすることになったが、揉めそうである
遺産分割で相続人同士が揉めるのは、当事者のうち、誰かが自分の都合の良いように、理不尽な要求を通そうとしているためです。したがって、相続人が当事者同士で話し合っても埒が明かず、争いは長期化し、精神的に消耗戦になってしまうこともしばしばあります。
このような場合、 弁護士は最終的に訴訟になった場合の司法の判断を念頭において、あなたがどのように交渉すべきかをアドバイスすることができます。また、場合によっては、あなたの代理人として、あなたに代わって、相手方と交渉することもできます。
このような場合は、できるだけ早いタイミングで、弁護士にご相談ください。一旦、当事者同士で感情的に揉めてしまうと、解決までに膨大な時間がかかることが多いのです。揉める前にご相談いただければ、迅速な解決の可能性が高まり、損失も軽減されます。
また、ご相談の際は、今抱えている疑問、浮上している問題、親類縁者の状況、故人のこと、等々、より多くの情報を教えていただければいただくほど、アドバイスがしやすくなります。
当事務所が相続問題解決に取り組む理由 ~相続問題解決への思い~
平成27年に相続税基礎控除額が改正されました。その後、生前の節税も含めていわゆる「相続ブーム」の時代となりました。これと並行して、認知症やMCIの罹患率が増加し、世の中は判断能力の低下した人の財産をコントロールする必要性に迫られるようになりました。
私たちの事務所にも例外なく、相続問題で今まで体験したこともないような兄弟との確執、家族による裏切りに巻き込まれる人々、判断能力の低下した人から財産を奪われた人の相談を数多く受けるようになりました。
このような問題に対応するためには、様々な法律分野に精通していることよりも、相続問題等に特化した人員配置及び、相続に特化した知識、経験の修練が必要であると痛感しました。そこで、弊所湘南LAGOONは2019年相続専門チームを立ち上げ、日々相続事件の相談を受け、代理人として多くの弁護士と交渉、裁判を経験して参りました。相続法はもちろん、相続税法、信託法、認知症など相続に関連する知識についても日々研鑽し、できるだけ多くの皆さまのお役に立てるよう備えております。
相続の相談には、節税、納税資金の準備、相続人間の相続問題とさまざまな課題があります。そして、一つの相続に同じものはなく、それぞれに沿った解決策が存在します。これを見極めるためには税金だけの知識や家族法だけの一面的なものでは足りません。多面的な切り口と複数の対策を組み合わせることによって辿り着ける解決策があるのです。弊所湘南LAGOONは皆さまにとって必要な解決策をご提案することを最も大切にしております。